今回は Apache, PHP, MySQL のインストールを行います。
本番サーバは Linux で動作しているため、それぞれ個別にインストールしていますが、開発環境であれば、XAMPP というソフト経由で一気にインストールすると便利です。
この連載記事では MySQL の動作確認まで行いますが、連載記事の今後の作業ではOracle DB との接続設定を行い、Webアプリを動作させていきます。
2021年1月の時点でも XAMPP を使う方法は有効です。 他にもすこし最初に設定は必要ですが、Chocolatey、Scoop、WinGet など、ソフトウェア管理の仕組みを使うのことも出来ます!
さっそく XAMPP プロジェクトからソフトウェアをダウンロードしてきましょう。(https://www.apachefriends.org/download.html)
2021年1月時点では 64bit 版がありますので、最新のものを選択しましょう。
Setup を起動。
開発で使わないサーバはとりあえずインストール対象から外しましょう。 今回はメールの利用は考えていないので、SMTPサーバ等も外します。Webアプリも Java Servlet は使用しないので Tomcat も外しました。
インストール先を指定して、インストール開始。
インストール中です。コーヒーとか用意する間もなく完了します。
しばらくして無事にインストール完了です!お疲れさまでした~
Web開発に必要な基本的な各ソフトをコントロールパネル上から制御できます。 インストールが完了したら早速、XAMMP のコントロールパネルを立ち上げましょう。
Apache(ウェブサーバ)と、一応、MySQL(DBサーバ) のサービスを起動します。
特にエラーメッセージ等出ていなければ、とりあえずインストールは完了です。
まずはWebサーバの Apache が正しく動作しているか確認してみましょう。ブラウザを立ち上げ、http://localhost/ もしくは、 http://127.0.0.1/ にアクセス。
以下のような画面がでていれば正常に稼動しています。
表示された画面にある、リンク
-> から連動できるサービスを確認できます。引き続き MySQL の稼動確認をしてみましょう。
と、その前に、いままでインストールしたソフトの実行コマンドへの PATH を通したいと思います。
PATH が通っていないと、 コマンドプロンプトから、「sqlplus」 や 「mysql」 と打ち込んでもコマンド実行できません。
+ キーでシステム画面を開きます。
(※プロダクトID等は一応、画像処理で消してあります。)
を選択し、システムのプロパティ画面を開きます。
タブから 画面を開きます。
変数名「PATH」というユーザー変数を新たに追加し、以下を「変数値」に追加します。
「変数値」は1.~4.を「;」セミコロンで区切って一行にして貼り付けしましょう。Windows10 では、一度にセミコロンで区切って値を設定する必要はありません。一つ一つの値を追加していけば大丈夫です。
入力が終わったら
を押します。これで今後、新しくコマンドプロンプトを開いたときには反映されているはずです。PATHが正しく設定されたか確認してみます。
-> -> を入力して、コマンドプロンプトを立ち上げ。
まず、
コマンドで現在設定されているPATHの内容を表示します。ユーザー変数として設定したPATHの内容が、後半に追加出力されていることを確認しました。続いて
コマンドが正常に動作することを確認。終了は + で。ほか、「php」「mysql」についても同様に稼動確認できました。
とりあえず、以上で正常に稼動することを確認。
お疲れ様です。今回はここまでです。
更新日 | 更新内容 |
---|---|
2013.9.27 | ページ公開 |
2018.3.26 | スマホからレイアウトが崩れて読みにくいので修正。ついでに文章構造と内容も訂正。 |
コメント、ありがとうございます。
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